木もれびの森とは
相模原近郊緑地保全区域のうち、特に自然環境の良好な大沼・大野台地区に拡がる73 ha の緑地が、1973 年に「相模原近郊緑地特別保全地区」に指定されました。これが現在の木もれびの森(こもれびのもり)です。
しかし、雑木林の管理をする人はいなくなり放置林は増え続け、森は荒れていきました。
1989 年、市はみどりの財産として将来に引き継いでいくために、土地所有者の理解を得て、土地を無償で借り受け樹林の管理を行うとともに、市民に広く開放することとしました。
木もれびの森
雑木林は、放っておくと高木化しササや低木が生えてきて鬱うっ蒼そうとした森になってしまいます。人が手をいれなければ雑木林は維持できません。
今やボランティア等の努力により自然の森と間違えられるほどに、豊かな森に変貌しています。
人間によって呼び覚まされた自然界の力によって、多種多様の草花が森を彩ります。
群生している野草もあれば、凛として一輪咲かせる花もあり、散策する人々に憩いを与えてくれています。